ファン付き作業服を選択！バッテリーのお手入れと保管方法を解説

カバーのお手入れ

最初に、ファンの外側のカバーの掃除から始めましょう。外側のカバーの網目は格子状に細かくなっているので、細い棒状のものを利用して掃除するとよいでしょう。綿棒などがおすすめです。

なかなか汚れが落ちない場合には、中性洗剤を少しだけ水に溶かして、上記の同様の手順で掃除することをおすすめします。網目部分のクリーニングが終了したら、柔らかい布を使って、外部カバーを磨き上げればファンのお手入れは完了です。

プロペラのお手入れ

次に、ファンのプロペラ部分を掃除しましょう。プロペラ部分がひどく汚れている場合には、外側のカバーを外して直接ファンを掃除する必要があります。適度に水気を含ませた柔らかい布を使って、一枚一枚のプロペラを優しく拭き上げるのです。
上記のファンと同じく、汚れが目立つような場合には、中性洗剤を少しだけ水に溶かして掃除をします。

また、ファンにつながっているケーブルは、注意しながらお手入れをする前に必ず抜くようにしましょう。なお、ファンリングを外した状態でなければ外側のカバーを外すことはできません。
故障の原因になってしまう無理なお手入れや、布や綿棒の濡らし過ぎには十分に注意しましょう。

お手入れは慎重に

ファンは、基本的には精密機械なので、あまり乱暴に取り扱わないように注意が必要です。室外で利用するケースも多いので、しっかりと掃除をしたいと思うこともあるでしょうが、原則として、丁寧かつ慎重にお手入れを進めましょう。

定期的に掃除する

定期的に作業服内部から取り出して、少し濡らした布などで軽く拭き掃除をしましょう。そうすることで衛生的に使用でき、故障の予防にもなります。

保管場所に注意

バッテリーを安心して長期間保管するためには、水濡れや結露などを原因とするサビの発生や故障を防止する必要があります。そのため、日光が直接あたらない乾燥している涼しい場所で保管する方法がおすすめです。
さらに、ビニール袋をバッテリーにかぶせたり、バッテリーを密封できる袋の中に入れたりして、バッテリーにホコリがかぶらないようにすると、よりよいでしょう。

過放電に注意

過放電はバッテリーの寿命を縮めるとされています。過放電とは、バッテリーがあらかじめ定められている「放電終止電圧」以下の状態のまま放電し続ける状態のことです。
この過放電を回避するためには、長い間使わない場合には保管する前に3割から5割くらい充電しておくとよいでしょう。充電の残量を確認して、残量が0になる前にあらためて3割から5割くらい充電しておきます。

なお、過放電を長期間し続けてしまうと充電器につなげても充電できなくなってしまい、バッテリーそのものの寿命が短くなってしまう可能性もあります。

レイダンユニットならバッテリー交換が可能

上述した一体型空調作業服ではない外付け空調ユニットの「レイダンユニット」は、特許技術を取得しています。専用バッテリーは1万A3時間連続稼働、2万A6時間以上連続稼働、バッテリーは市販されているので交換すれば使い続けることができます。またUSB接続なので脱着するのも簡単です。