【冷暖房装置付き作業服】サイズの測り方や半袖の作業服が少ない理由

寸法には2種類ある

作業着の寸法には、「仕上がりサイズ」と「ヌードサイズ」の二つがあります。「仕上がりサイズ」とは作業服自体をメジャーで測ったサイズのことで、「ヌードサイズ」とは着る人の身体のサイズのことです。作業服のサイズ表示はこのどちらかで表示されているため、選ぶときにはどのサイズの表記で記されているのか注意しましょう。
ご自身が「ヌードサイズ」で測って作業服を購入する場合には、そのまま購入すると身体にフィットした作業服になるため動きづらくなります。「ヌードサイズ」で購入する場合は少し大きめを選ぶようにしましょう。

自分のサイズを測ってみよう

体のサイズを測るには上衣で肩幅・胸囲・袖丈・着丈・裄丈の5か所を測り、下衣では腰囲・股上・股下の3ヶ所を測ります。サイズを測るときには身体の全面を測るようにし、その際にはボタンやファスナーを閉じてください。

冬物は大きめサイズに

冬物は防寒のために素材自体が厚くなっています。そのため、夏物と同じサイズで着てみると窮屈に感じる方が多いです。

冷暖房装置ならサイズ不問

着脱式の冷暖房装置であれば、作業服のサイズを選ばずに取り付けができます。そのうえ作業服以外のTシャツやベスト、防護服など取り付ける衣服を選ばないのが特徴です。また、スイッチを切り替えるだけで冷暖房が切り替えられるので野外での作業が厳しい季節にはとても役に立ちます。

事故防止のため

作業服を着る職業というのは一般的に建設業や電気工事業、消防隊、各種修理業などで、営業職や事務職などと違って危険が伴う職業ばかりです。現場では、資材に当たって怪我をしたり、電気工事業では感電の危険があったりするため、不慮の事故を防ぐためにも作業現場では長袖を着ています。

作業服はきちんと着る

作業服は身体に合ったサイズを着て、上衣はボタンやファスナーを止めてきちんと着ましょう。これは見た目に清潔感がでるだけではなく、機械を使って作業をする現場で作業着をだらしなく着ていると、作業着が機械に巻き込まれて事故になる可能性があるからです。また、そのような現場ではタオル類を頭に巻いたり、首に掛けていたりするのもNGなところが多いです。

作業服は清潔にする

作業服を長く着ているとほころびなどの傷ができてしまう場合がありますが、ほつれたところが何かに引っ掛かってケガをすることもあるため、ほころびなどを見つけたら早めに繕っておきましょう。また、油のシミが付いたまま何日も洗わずに作業するのも危険です。理由は油の付いた作業服は火が付きやすく、何かの拍子で作業服に火が付くと火傷をしてしまう可能性もあるので、こまめに洗濯するようにしてください。

一般的には半袖の作業服を着用する現場は少ないですが、作業服を選ぶ際には作業する現場のルールに従って選ぶようにしましょう。